Remembering March 11

3月8日、和なびジャパンは東日本大震災7周年を記念して在住外国人向け防災ワークショップおよび防災グッズのショッピング・ナビゲーション・ツアーを開催しました。

東日本大震災から7年が経った今日、犠牲になられた方々に改めて、哀悼の意を表しますとともに、被災地で今もなお困難に向き合っている方々が、一日も早く生活を再建し、心身ともに健やかに暮らせるよう、心からお祈り申し上げます。

7年前のこの日、自然の脅威を前に無力を痛感するしかなかった私たちでしたが、多国籍メンバーで力を合わせてリサーチをし、被災者や専門家に学び、在住外国人が抱える不安やニーズに丁寧に応え「防災」の本質を伝えるための活動を続けて参りました。和なびジャパンの「防災ワークショップ」は、2011年5月に小さなチャリティ・イベントとして立ち上げて以来、着実に活動が広がり、全国のインターナショナルスクールや大学などの教育機関・企業・大使館・行政機関などで、場所や形を変えて3,000名以上の方に提供して参りました。そして、日本の防災に関する知見を海外に伝えるべく、インド・ヒマラヤ地方における防災教育プロジェクトに参加する等、「防災」というテーマに真摯に向き合ってきました。

数々のワークショップを経て気が付いたのは、「防災」の取り組みが、災害が多い中でも自然と共生する道を探ってきた日本人の歴史そのものであり、世界中の人々と共有する価値のある日本の「文化」なのではないか、ということです。

「大切な人の命を守りたい」という思いに、国境はありません。災害の多いこの国において、外国人を含むすべての人にとって安心して暮らせる社会を築いていく過程は、日本人自身が日本の伝統と文化の魅力を再発見し、社会に活気を生み出して行く過程と重なると信じています。日本に住む外国人の視点も取り入れた対策を施すことが、結果的に一人ひとりの命を守ることにつながり、本当の意味で、強く豊かな社会を実現できると信じています。

時間の経過とともに、当初のような防災意識や緊急性を持った防災対策の実施への意識が薄れてしまいがちですが、この東日本大震災7周年の日、改めて被害に遭われた方々の思いに寄り添い、この震災の教訓を風化させず共に未来に繋いで行く覚悟のもと、今後も誠実に歩み続ける所存です。

これまでの七年間、和なびジャパンに関わり、支えてくださった全ての方に深く感謝を申し上げます。

和なびジャパンチーム一同

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